奄美大島 「巨体な板根を持つサキシマスオウノキ」

奄美大島

瀬戸内町油井にパワー溢れる不思議な木があります!

根が板のような不思議な木サキシマスオウノキ

瀬戸内町油井 須佐礼(すされ)に巨大な板根を持つ「サキシマスオウノキ」があります。
サキシマスオウノキは奄美大島が北限で「鹿児島県絶滅危惧Ⅱ類」に指定されております。
サキシマスオウノキは、アオイ科の常緑高木で、日本では特によく板根を発達させる木として有名です。
熱帯域に多く日本では、奄美大島、沖縄島、石垣島、西表島が成育地だそうです。

奄美では一番大きいといわれているサキシマスオウノキがあります。
瀬戸内町指定天然記念物になっています。

油井に車を止め、ビーチを10分程あるくと到着。
この日は満潮の時間だったので、干潮の時間に行くほうが歩きやすいので
ビーチから行くなら干潮の時間に行くのがおすすめです。

歩きながらも奄美の綺麗な景色を満喫してください。

海沿いの一面に沢山咲いてた白いコチラのお花。
花はハイビスカスに似ているけど、フヨウの花です。
秋から冬にかけて白いフヨウ(芙蓉)の花が咲きます。
外来種ではなく、日本固有の自生種で、ふんわりした
かわいいフヨウの花の季節です。

しばらく海沿いを歩き、木の茂みに入ると大迫力の板根が。

初めて見る巨大な根っこにとても驚きました。
観察の時は足元に気をつけ、根っこを傷つけないように気をつけて観察して下さい。

ここまで巨大なサキシマスオオノキの板根、
とても貴重なのでいつまでも守って行きたいですね。
分かりにくい場所にあり、案内看板などもないので、
見学は奄美の専門のツアーガイドさんに依頼する事をおススメします。